22nd　Forum 　JGUR

第22回フォーラム　潰瘍病態研究会開催にあたって

　このたび、潰瘍病態研究会第22回フォーラム（平成25年8月16・17日、栃木県宇都宮市　宇都宮東武ホテルグランデ）の当番会長を仰せつかり、誠に光栄に存じます。第22回を迎えた本研究会を主導されてこられました杉山　貢元会長、杉原要一前会長、國崎主税会長、生越喬二前事務局代表をはじめ関係の先生方に厚く御礼申し上げます。
日本は急速に高齢社会を迎えており、上部・下部を問わず消化管疾患の構造にも相応の変化が予想されています。今回は、主題として、消化性潰瘍合併症の病態と治療、H. pylori除菌と消化管疾患の新展開、薬剤性消化管疾患をめぐって、炎症性消化管疾患の病態と治療の4つを取り上げます。それ以外にも潰瘍性病変を中心とした消化管疾患の疫学、病態、診断、治療などに関する演題を幅広く御応募・御討議いただきたいと思っております。消化管学の発展に少しでも貢献できるフォーラムになれば幸いであります。
　盛夏の宇都宮市での開催にはなりますが、もしお時間がおありでしたら、避暑地としても有名な奥日光、中禅寺湖、華厳の滝、戦場ヶ原まで足をお運びいただければ清涼剤ともなりましょう。多くの先生方のご参加を切にお待ちいたしております。

　　　　　　　　　　　　　　　 第22回フォーラム　潰瘍病態研究会
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当番会長　平石　秀幸
　　　　　　　　　　　　　　　（獨協医科大学消化器内科　主任教授)